こんにちは、まりおです。
さて、今日は住宅展示場に行く前に知っておきたい注意点について書いてみたいと思います。
住宅展示場へ行く目的とは?
さて、新築を検討されている方に質問です!
「住宅展示場には何の目的で行かれますか?」
多くの方は、「実際の建築物に触れて、自分の建てたい住宅をイメージし、建築を依頼するメーカーを決めるため。」といった回答になるのではないでしょうか。
確かに、実際の建物を目で見て確認すること、また色々なハウスメーカーの営業マンと話をしてみることは、とても大切です。
しかし、住宅展示場でいくらか注意点した方がいいなと思うこともありましたので以下にまとめてみたいと思います。
(注意点1)モデルハウスの欺瞞性、同等の家は建たない!?
そもそもですが、モデルハウスは同じ住宅展示場のライバル達に負けないように各住宅メーカーが潤沢な資金をもとに粋を凝らして建てています。
当然、住宅設備や外壁など最上級の部材を使って建てていることがほとんどです。
さて,見出しで「同等の家は建たない」と書きましたが正確には「(潤沢な資金が無ければ)同等の家は建たない」です。
これは、よく言われることですが、大手ハウスメーカーでモデルハウス並の家を建てようと思うと、本体価格で坪単価100万円でも到底足らないでしょう。
展示場では各メーカー夢を見せてくれますが、所詮モデルハウスは庶民にとっては高嶺の花。。。
実際に、打ち合わせが始まるとすぐに予算という現実問題に直面し、建ってみると普通の家だったなんていうのはよくある話です。
しかし、それでも展示場に行き現物を見てみる意義はあります。
なぜなら、「モデルハウスは各メーカーが得意とする住宅の一つの答え」だからです。
つまり、そこで自分に合わないと思えばどんなにそのメーカーで頑張っても理想の家には近づけるのが困難であるため、遠慮無く検討対象から外せます。
南欧風の家を得意とするハウスメーカーで、真壁造りの和室や和風造作の家を希望してもなかなか難しいですし、逆も真なりです。
住宅造りは非常に沢山の情報にあふれています。
自分の作りたい家をしっかりイメージし、不要なものはどんどん切り捨てていかないと理想の家には近づきません。
あと、全てモデルハウス並にするのは難しくとも、一部分だけでも取り入れると家の雰囲気が一気に変わったりするので、気に入ったメーカーがあれば「真似できそうなところは無いか?」といった目線を持って回ってみてください。
(注意点2)お気に入りを事前に3社程度に絞ること!
さて、次に住宅展示場へ行った事をイメージしてみましょう。
住宅展示場にはたくさんのハウスメーカーが参加しています。
入り口でアンケートを記入し、いざ中へ!
たくさんの立派な豪邸のようなモデルハウスを、眺めているだけでも楽しいものですね。
週末には何らかのイベントをしていることが多く、なんだかお祭りみたいで余計にテンションも上がります。
もちろん、外から眺めるだけではなく、各モデルハウスの中に入って内装なども確認してみたいですよね。
外に立っている優しそうなお姉さんに誘われ中に入りますと、営業マンが出迎えてくれます。
美味しい飲み物などでもてなされて、お願いされるアンケートを記入します。
モデルハウスの中をひと通り案内されたら、そこから営業トークが始まります。
「○○さんは、いつごろ新築をお考えですか?…」
~中略~
30分~1時間経過
「…では、次は来週中に図面を持ってご自宅へ伺います!」
いかがでしょうか。
行ったことがある方は分かってくださるかたも多いと思いますが、住宅展示場って沢山のメーカーが並んでおり効率良く見学できそうに見えます。
しかし、なんとなく足を踏み入れると1件1件結構な時間と体力を消耗するんです。
まりお夫婦も、参考の為にできるだけたくさんの家を見て回って、多くのハウスメーカーのことを知りたかったのに、丸一日潰れて疲れただけだったという経験があります。
じっくりと話を聞いたり相談したりすると、3軒くらい回るともうくたくたです。
大体の方は、貴重なお休みを使って展示場にいくわけですから、できるだけ効率的に回りたいですよね。
そのためには、事前の予習をしておくと全然違います。
事前の予習というと堅苦しいですが、要はハウスメーカーのホームページなりパンフレットを確認してみるだけです。
パンフレットの入手ですが、例えば次のサイト(ハウスメーカー・工務店の資料一括請求!
)などを利用してみると気になるメーカーの資料を無料にて一括で手に入れられます。
パンフレットを確認したら、住宅展示場に行く前に興味のあるハウスメーカーを3つくらいに絞ってください。
ちなみに、家造りの基礎として以下の事項を確認・比較してみると各社いろいろ特色があって面白いですよ。
- 最終的な坪単価はいくら?
- 建築工法は何?(木造軸組・ツーバイフォー・軽量鉄骨造・RC造など)
- 耐震技術(制震・免震装置など)
- アフターのサポート体制
- どのようなデザインや間取りが得意か?
- 予算の範囲でどれくらいのグレードの部材や設備が使えるのか?
3つくらいに絞り込んだ上で住宅展示場に行くと、1つ1つじっくりとモデルハウスを見学できるし、営業マンにも多少詳しい突っ込んだ話を聞くこともできます。
ちなみに話は逸れますが、面白いものでハウスメーカーによって、営業マンの営業方法に違いがあったりします。
とにかく泣き落としでくるハウスメーカーの営業マンもいれば、体育会系ののりでガンガンくるタイプ、理論詰めでくるタイプと、皆さんあの手この手で営業をかけてこられます。
あの手この手で攻めてくる営業マンに翻弄されることなく、しっかりと自分のイメージした住宅が建てられるよう頑張ってくださいね!
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