まりお夫が
先日のブログの続きを
書いてくれました
固定資産税②
固定資産税①を
まだお読みでない方は
そちらを先にお願いします
さて、前回は
「
1月1日に家が完成しているかどうか
1月の完成の方が1年分お得?」
確かに、半分正解です
しかし、
「固定資産税は家屋及び土地にかかる」
そう、今までの話は
家についてだけだったのですが、
土地にも税金がかかるのです。
この土地の課税のしくみが、
うまいこと()出来ていて、
一般的な土地の上に住宅が建っていると
以下の特例を受けることが
小規模住宅用地の軽減措置
固定資産税(土地)の軽減
・200m2以下の部分(小規模住宅用地)
→ 課税標準の6分の1に軽減
・200m2超の部分(一般住宅用地)
→ 課税標準の3分の1に軽減
※都市計画税についても軽減あり
小難しいことを書いていますが、
簡単にまとめますと
「
固定資産税を最大で約6分の
といったものです。
最近、空き屋の増加が
社会問題となっていますが、
この問題実はこの仕組みが
大きく関係しています。
ほとんど価値の無い古屋でも、
倒してしまうと固定資産税の
家に相当する金額は安くなりますが、
上記の特例が外れてしまい、
結果的にトータルの支払額が従前に比べて
高くなってしまうわけで
そりゃ、誰も倒しませんよね。。。
話がそれましたが、新築の場合も同じで、
土地の価格が高い都市部や
広大な敷地に家を建てる場合は、
実は家を早く建ててしまったほうが
土地に特例がきくため、
トータルの固定資産税が
安くなる場合があるということです。
「じゃあ、結局いったいいつが
建てどきなのか」
という点ですが、
これといった正解はありません
固定資産税以外にも、
住宅ローンの金利や所得税・
控除などの要件もあるため、
総合的に判断する必要があります
まとめ
都市部で建築される方
1月1日時点で更地の状態より家が建った
状態の方が節税に繋がりそう。
土地価格の安い場所で建築される方
年末完成予定なら年明けに完成時期を
ずらすほうがお得かも。
以上です
最後までお読み頂き
ありがとうございました
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